※記載されているプロフィールは取材時のものです。
Stage0の教材を使い始めてみると、「この使い方でいいのかな?」「こんな関わり方で大丈夫かな?」と不安になるかたもいらっしゃるようです。そんな皆さんの声に対して、言語学の専門家・吉田研作先生にお答えいただきました。
上智大学言語教育研究センター教授・センター長。
専門は応用言語学。文部科学省「外国語能力の向上に関する検討会」座長。小・中・高の英語の公教育改革にも力を注いでいる。
1-A:赤ちゃんは大人よりも幅広い音を聞き分けられるため、自然に正しい英語の発音を吸収する調整能力があるといわれています。DVDやCDでネイティブスピーカーの発音を聞き続けていれば、おうちのかたがジャパニーズ・イングリッシュでもかまいません。おうちのかたは、楽しい気持ちで歌ったり、読み聞かせしてあげれば大丈夫!
2-A:1歳未満の赤ちゃんはたくさんのことを吸収している時期です。最初は興味を示さなくても、しばらくしてから取り出して遊んでみると、次第に興味を示すようになる、というのはよくあることです。まずは、おうちのかたが楽しみながら取り組んでみてください。
おうちのかたが楽しんでいると、その気持ちや態度が赤ちゃんにも伝わり、このおもちゃや絵本は「楽しい!」ものだとインプットされています。
それでも反応がなくて心配、というかたは、成長の記録として、ビデオなどに教材で遊ぶ様子を収めるのはいかがでしょうか。同じ教材を1ヵ月後に使ったとき、3ヵ月後に使ったとき、と記録してみることで、きっとお子さまの成長を感じられると思います。
3-A:CDの中には、スピードが速いものや、聞き慣れない単語が含まれている歌もあります。全部の歌詞を一緒に歌おうとは思わず、さびの部分や、リズムにのって歌えそうな箇所だけを一緒に口ずさんでみるだけでも十分!それ以外はハミングするだけでもいいんですよ。赤ちゃんに歌ってあげるそのことが、親子コミュニケーションの上で大切です。完璧にしようと意識せず、いつもどおりたくさん歌ったり、話しかけてあげましょう。
上記でご紹介したQAは随時更新予定です。